吉梨浅慮愚考録 大阪死闘編跡地
2006-05-16T22:55:20+09:00
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思うは笑点とお好み焼きについてばかり
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もー落語家恐るべしというか、侮れないというか。久々に見た大喜利の破壊力は私の中にあるサムシングを刺激しまくってくれました。なぜオレはあんな無駄な時間(※笑点を見なかった日曜の時間)を……! 来週からは何がなんでも見なくては! 録画用DVDを買わねば。
● お好み焼きは未だに研究中。で、今日のTIPSは。
・山芋の短冊切りと干しエビを入れるとうまい(トモノさん提供情報)
・山芋はすりおろし、粉などの説あり
・キャベツを大目にするといい
・キャベツは千切りから1センチ幅、さらには1センチ角切りまでいろいろな説あり。結局はお好みで決めるといい
・ぎゅーっと押しつけると焼き上がりが遅くなるのでダメ
・広島焼きは火力の関係で家庭では無理
・まあ、もんじゃ焼きにはもう勝ってんねんけど(もんじゃは見た目グロい、高い、腹持ち悪い、うまくないとの意見が周囲では多し。おいしいところはおいしいんやけど、やっぱそういうところは妙に高いねん……とか)
・たとえネイティブ関西人といえど納得のいくものは難しい場合もある、正気にてはお好み焼きならず、粉もの作りはシグルイなり
Wikipedia、人力検索はてななど参照。ところでこの関東人の質問者は何故こんなに横柄なのか。スカした東京人ってこんなかんじですか?「おめーら関西のローカルな食べ物について聞いているんだよ、答えやがれ」みたいな。度し難いな、こやつめ。
それにしても英語版Wikipediaの"(お好み焼き, Okonomiyaki?) is a type of Japanese pan-fried batter cake with various ingredients."というのはおもしろい。バターは違うんじゃ?
あと気付いたわけですが、粉ものといっても粉よりキャベツのほうが多くないですか。野菜嫌い克服にいいメニューかもしれませんね。
あとおたふくソースえらい。実は今日の挑戦では分量を少なめにして火の通りをよくしたため昨日よりおいしくなりました。でも最大の原因は昨日はソース買い忘れてしょうゆをかけたのを、今日はおたふくソースにしたこと。ソースはえらいな、かなりおいしくなりました。
● 今週の『Y十M』はお圭のきっとなった顔がよかった。あとネタバレになりそうなんだけど、絶体絶命回避のヒントがちょろっとありますね。これは『バジリスク』の荒寺でコケた朧同様。
● 復刊ドットコムで古龍の新刊表紙を見ましたよ。どう見ても陸小鳳が信長の野望です、ありがとうございました。]]>
小泉武夫『人はこうして美味の食を手に入れた』、筒井康隆『家族八景』、お好み焼きに挑戦
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2006-05-14T22:05:00+09:00
2006-05-14T23:36:29+09:00
2006-05-14T22:05:45+09:00
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無論、小泉流美食が好きな読者にとってはたまりません。ここで著者が礼賛する美味とは、捨てるはずの食材を利用した工夫満点の加工食品や(ハン尚官も推薦しそう)、悪臭の奥に美味がある発酵食品、想像を絶する珍味のことなのです。
鰹節が世界一堅い食材だとか、脂身のないだしは日本独自とか、身近な食材の智恵を学べてトリビア感覚でかなりおもしろく読めます。あと小泉先生は白い悪魔こと白酒が好きなので、毎回それについてかなり詳しく書いています。中国酒のアルコール度数のきつさは、料理の脂っこさをサッパリさせるためらしくチビチビのみが正しいとか。ぐびぐび飲んだ惨劇は、知る人は知っているだろうけど。今はもう製造していないらしいけど、87種の香料をいれた「満殿香酒」はなんだかすごいなあ。
本書最大の見せ場は、臭い食べ物ランキング。ここにもある三位まではどれも載っています。他にもイヌイットのキビャック、ニュージーランドのエピキュアーチーズ、我が国のくさや、ウガンダのアナルワ、チベットやモンゴルのバター茶なんかが載っています。どれも強烈。
● 筒井康隆『家族八景』は読心能力を持つ少女・七瀬がお手伝いとして放浪する物語で連作短篇です。
うわー、こういうのありそうだなと露悪的に人間の嫌な部分を描くのは流石。やめるとなったら、「最近の若い娘は」と七瀬がくどくど言われる場面は、私も似たようなことを言われながら退職したことがあったのでなんだか複雑な気分に。
一番恐いのが『亡母渇仰』で、嫌な母親というのが昔の嫌いな上司そっくりで頷きながら読んでしまいました。筒井先生の人間観察眼には恐れ入ります。続編も読まなきゃ。
● 四十周年ということで『笑点』を見ました。無茶苦茶おもしろくてなんだか感動してしまいました。こん平師匠のコメントにはほろりとしましたねえ。あと「星の王子様」時代の円楽師匠や歌丸師匠の若い頃も見られてよかったなあ。毎週見なければ。
● お好み焼きを作れるようになれと言われて大阪に来たので、自分の家で作りました。多すぎたのとソースを買い忘れたけど、まずまずの出来です。あと材料費が安い。お好み焼き屋というのは飲食店でもとびきり原価が安くすむそうです。納得できました。貧しくなったらお好み焼きでのりきろうっと。あとおかげでお店で食べる気失せたような。]]>
ドニー・イェン『邪神拳』
http://kizurizm.exblog.jp/3608038/
2006-05-14T21:33:07+09:00
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アクション映画にストーリー性を求めるのは、贅沢を言いすぎなのです。名作アクション映画は何故名作かというとアクションが優れているからであり、決してストーリー性ゆえに名作とされているわけではないのです。それに時としてアクション映画が八方美人にいろいろ求めると、結果迷走してとんでもないことになったりするのであーる! それに『トムヤムクン!』は結構しっかりしていますよ。第一に、主人公が強いのは戦士だからであり敵が強いのはギャングだからだという構図がある。第二に、言葉が通じない同士はやりとりができていない。第二の条件なんか当たり前だと思うかもしれませんが、少年漫画はこのハードルでだいたいが全滅します。
その点、この映画はもうそういうダメなアクション映画の典型です。
第一に、刑事や探偵はともかく教授やただのヒロインが強い。これは別に『カンフーハッスル』みたいな深淵な理由があって強いわけわけじゃないと思います。教授なんかドニー先生ですからね。刑事も探偵もさしおいて一番教授が強そう。まあそれを言うならインディ・ジョーンズもそうなんだけども、まあ要するにドニー先生は教授に見えないということかな。あと服のセンスが致命的にダサイのはこの際見ないふりをしよう。
第二に、香港人とカンボジアの少数民族の姫が当たり前のように同じ言葉を話す。まあ突っ込む気にもなれないんですが。
● ストーリーはドニー先生でインディ・ジョーンズでもしたかったというか。魔物に教え子を惨殺された挙げ句、容疑者にされたドニー先生が仲間とともにカルト宗教を追い詰めるというもの。
やけに無駄が多い話で、シベール・フーが刑事役だけどちょい役だったり。一番わからないのが、ドニーの嫁さんが浮気して刑事とできてしまって離婚、でもドニーはその刑事と元嫁とチームを組んで秘境探検に行くあたり。しかもこの浮気嫁が堂々とヒロインをしているあたりがわからないです、ホントに。ドニー教授、人よすぎませんか?
他にもヒロインぽい女性が死ぬし(てっきり彼女じゃなく例の元嫁が死ぬのかと思った)、お色気シーンがむやみに多いし、ハッキリ言って「いつになればドニー教授が活躍するのか」とストレスが溜まります。そういう観客の苛立ちを知ってか、通行人を人違いでボコボコにするドニー教授。これではただの悪い人だーッ!
そして一番げんなりするのが、ラスボスが悪魔なのでドニー教授のマッハキックが全然効いていないことです。いくらなんでも悪魔相手に素手はなあ……。
他にもあまりにカンボジア人にとって国辱的ぽい描写があったり、どうかと思う場面が多い作品です。エッチシーンとかギャグはいいからドニー教授を活躍させてと何度思ったことか。その点、変な色気を一切なしでアクションバカ一代に徹したトニー・チャー映画はエライなあと思った次第。
いくらドニー教授がすごくても出番があれだけだと、本当にがっかりするよなあ~。それでも先生の映画は見てしまうけど。]]>
関西考察
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2006-05-13T23:43:00+09:00
2006-05-13T23:46:19+09:00
2006-05-13T23:43:29+09:00
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● 関西弁について。関西弁に敬語はあっても、職場で使うようなものとは異質なので職場は敬語ベースの私としては、標準語にどうしてもなります。なもんで、かえって敬語じゃなく話す姉相手とかに関西弁が出ますが、偽物関西弁なので言っている自分が猛烈に恥ずかしい。でも関西にいると、標準語がものすごくなんかいやらしいかんじがしてくるわけです。特に「~~じゃん」、「ていうか」、「マジで」とかそういう若者言葉がダメ。あと方言全般言えることですが、関西弁だと老若男女の区別がつきにくい。おっちゃんが話していると思って見ると高校生くらいだったりということが結構あります。
関西でおもしろい敬称は、無生物につけるもの。飴玉を飴ちゃんと言うようなものです。これは結構カワイイ。方言というのはカワイイものです。
あと東北弁もいろいろあるし、どこもそうだけど関西も地域によって結構違うということ。でもまだ区別ははっきりつきません。
関西弁をしゃべれるようになったらいいなーと思いつつ、偽関西弁は嘲笑のまとであると聞くとしゃべれない気がします。でも標準語もスカしていると思われそう、となるとやっぱりマスターしかないのか?! あと店でおもしろいのが、慣れてくるとだんだん方言が出てくることで、「ありがとうございます」というのがだんだん「おおきに」になっていくとなんか嬉しいです。堅い職場ほど関西弁が出ない傾向があるようです。出入り業者のおっちゃんが「まいど、まいど」と言いながら入ってきた時はちょっと感動しました。
● 関西人にプライバシー意識は薄い、気がします。お金、体重、家庭事情とかちょっと聞きづらいことも割と平気で語れるようなかんじで。この人たちに隠しごとはできないみたいな諦念が芽生えつつあります。まあそれはそれで楽しいし、たくましさを感じます。本音と建て前がないというのも感じるなあ。職場のランチタイムも、東京だと愚痴が多かったりしたけど、関西だと「パチンコとかするん?」とかわけわからん話題だったりするし、カロリーチェックする人とかいるし。
物価の安さは、地元の人は「そんなことあらへんやろ」と言うけど実際安いと思います。食べ物なんかは同じ値段でも量が多かったり、味がよかったりするし。整体一回五百円の驚愕は忘れがたい。
新聞とったら何も言っていないのに「ほんなら、半年に一ヶ月分購読料タダにしときますわ」と言われて驚きましたよ。洗剤なんかより正直ありがたい。
道行くひとを「ねえちゃん」、「おっちゃん」なんて呼ぶこの距離感が苦手な人には辛いかもしれないけど、私は好きです関西。]]>
みうらじゅん『とんまつりJAPAN』
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2006-05-13T22:46:00+09:00
2006-05-15T23:16:12+09:00
2006-05-13T22:46:22+09:00
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そこで借りたのがみうらじゅんの『とんまつりJAPAN』。日本の「見慣れた地元民は兵器な顔で見ているけど、冷静に考えるとどうかしている祭り」をレポした一冊です。
確かに私もそれは常々思っていたことです。褌一丁で寒中縄を上り下りするとか、そもそも祭りといえば褌一丁って卑猥じゃないかとか、原始的な奇妙さがつきまとうなあと。
この本で取り上げる祭りは以下の通りですが、軽く12禁くらいのものも多いような。
中でも際どいのはリンクはっておきますので、見てその凄さを味わってください。
笑い祭り
おんだ祭り
姫の宮豊年祭り
田県祭り
子供強飯式
ヘトマト
つぶろさし
これ以外にも変な祭りばっかり。鍋冠祭りというのはそもそも交渉を持った男性の数だけ鍋をかぶったのがはじまりで、「オレの好きな氏子さん、あんなに鍋被っているのをさみしく見ているよ」みたいな和歌もあるとかなんとか。寂しいハートブレイクだけど何故鍋、そして何故被る……。そこのところは謎は謎のままだということで。
日本ておかしいなあ。愛国心を感じるのはむしろこういう祖国の変な部分を再確認するときだよねえ。愛国新教育のために"とんまつり"を教科書にのせるっていうのはどうでしょうか。保健体育だったら一石二鳥。「我が国では性交渉とは神聖なものとして祭りにもされてきた。そのような神聖な行為を軽々しく行わないような大人になろう!」とかキャプションつけてですよ。]]>
小説版『LOVERS』
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2006-05-12T20:55:00+09:00
2006-05-12T23:18:29+09:00
2006-05-12T20:55:16+09:00
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あるいは古龍という名茶から、豪壮でスタイリッシュな戦闘シーン、キャラクターのため息が出るほどのかっこよさ、ほどよいユーモアセンス、流麗で詩的な文体、そしてエロスを抜き取った出がらしみたいなお話。読む価値はまったくありません。
映画があんまりにもやっつけ仕事くさいプロットなので、「見せてみろよそのアニタ・ムイ健在版とやらを」と読んでみたけど、辛気くさい劉の背後関係と映画以上に無茶苦茶などんでん返しが追加されているだけという代物。やけに本が熱い割には中身がスカスカ。気取った文体で唐詩をいやみったらしく引用しまくるけど、鬱陶しいだけ。文章が生気に欠け、腐りかけた魚みたい。登場人物も魅力ゼロ、なんであそこまで大げさな痴話喧嘩になったのかやっぱりさっぱりわからない。映画版だと映像美でごまかせたところができないだけに、よりしょうもなさだけが際だつという悲惨極まりない出来です。
一番噴飯ものなのが、「空襲」が得意な飛鷹営。空襲というのは、映画でも失笑の嵐だったという竹林で削った竹を数無制限で投げていたあの連中ですよ。上のほうで竹を削る音がするとかやめてくれ、たのむから。朝廷の精鋭がなんでこんなアホな攻撃方法をするのか理解できません。それに自然破壊はいけません。
あと邦訳で気になるのが、中国語読み(小妹だとシャオメイ)と日本語読みが混在しているところ。人名くらいならまだしも、どういう基準がわからないので混乱が。映画とあわせたのかもしれないけど、どうにかならなかったのでしょうか。
時代考証もおかしいところはあるけど、いちいち引用してケチつけるほど暇じゃないのでしません。金庸と古龍を読み慣れた人はむしろ読んではいけません。
● 『PROMISE』が破壊したのは私たちのゲシュタルトだけではなかった!いや、冗談抜きにかなり不愉快なニュース。中国が外貨欲しさに絶景ロケをするのは構わないけど、自然を汚すなら本当にやめろというのに。狭いスタジオ撮りが多かったショウブラの映画を見ていて思ったけど、最近の中国映画って景観に頼りすぎ。背景が大自然じゃなきゃかなりダメだと思う絵ばっかり。日本の『SHINOBI』も同じ手法をぱくっていたけど、あんなくだらないのを撮るためにゴミだのセットが棄てられていると思うと吐き気がする。中国の自然なんか愛していないでしょ? カネ稼ぎの手段でしかないんでしょ? あーやだやだ。]]>
アニバジ後半の問題点
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2006-05-12T01:06:55+09:00
2006-05-12T01:06:55+09:00
2006-05-12T01:06:55+09:00
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「波濤獄門」でも感じた『NARU●O』くささ全開。回想シーンとか本当に勘弁して欲しいし、敵前で絶叫する小四郎とか忍ばないにもほどがある。結果として緊張感とスピードがそがれまくり。グダグダ感だけが強烈に残ります。
特に豹馬が天膳に和睦を申し入れるところと、幼年期弦と豹馬の修行シーンは最悪。引き延ばさなければならないとはいえそれはないだろー……としか思えませんでした。]]>
中島らも『永遠も半ばを過ぎて』、山本タカト画集『殉教者のためのディヴェルティメント』などなど
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2006-05-11T22:56:08+09:00
2006-05-11T22:56:08+09:00
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● 中島らも『永遠も半ばを過ぎて』は今まで読んでいなかったのが惜しまれるほど、いい出来です。詐欺師と写植屋と編集者が組んで一山当てるというお話は地味かもしれませんが、ちりばめられた蘊蓄や何気ない会話シーン、描写がいい味を出しています。『ガダラの豚』とは真逆を行くタイプの作品かも。
蘊蓄をダラダラ垂れ流しすぎると、小説は「アンタのひとりよがりを書きたいなら、別のところでやれよ!」と読者が思うようなダメな作品になります。でもこの作品は「へえ、そうなんだ」という所で踏みとどまっていて、そのバランス感覚が実に絶妙。あとでたらめな通販広告を打ち出すシーンや、洗面台で小便するなというやりとりなんかは本当にらもさんの良さ全開で最高です。うまい小説を読んだなあと満足感が残りました。
● タカト氏の画集は、女の子比率が上がったとか目の描き方が変わった気がしますが、彼の個性が生かされていて相変わらずじっくり鑑賞する価値があります。宗教画ぽいのが増えていておもしろいけど、初期の浮世絵風もちょっと見たいかも。あと『SHIROH』の絵があったのはいいのですが、欲を言えば八犬伝と忍法帖表紙絵もどこかでまとめてほしいものです。電子画集でもいいので。
● 関西と関東で呼び名が違います。食べ物編。
「冷麺」
関東だと韓国風、チャングムが作っていたアレ。
関西だと関東でいう冷やし中華のこと。
「ヤキメシ」
以前も書いたけど、関西では炒飯をこう呼ぶ。
「てんぷら」
関西だと関東のてんぷらもこう呼ぶが、関東のいうといころの「薩摩揚げ」もこう呼ぶ。
冷麺もそうだが、どっちがどっちかはシチュエーションで区別する。
「東京ねぎ」
関東で一般的に売っている白い部分の比率が高いねぎのこと。
ただのねぎはほとんど緑一色。
「あて」
おつまみのこと。
「たぬきそば」
これは難解なのでこちらをどうぞ。
覚え書きなので間違っているかもです。
● 『LOVERS』はアニタ・ムイの急死でストーリーがグダグダになっている云々。本当かどうか、監督当初の意図を反映したノベライズで確認することにしました。
うーん、こ、これは……どう見ても古龍劣化コピーです、ありがとうございました。
旧来の武侠小説と違うので新武将小説と呼ばれているとかあるけど、全然チャウよ。つまらねー……。唖然。でも意地になって最後まで読もうっと。]]>
『三少爺的剣』の姜大衛は岩本虎眼
http://kizurizm.exblog.jp/3592824/
2006-05-10T23:34:00+09:00
2006-05-11T13:10:39+09:00
2006-05-10T23:34:27+09:00
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● ぎっくり腰のせいで、家にいるときはデスノのLポーズでぱそいじってます。なんだかな。
● 楚監督、古龍原作という、ある程度慣れていない日本人にとっては相当厳しいかもしれない映画です。ネットで検索かけると、徐克監督、レスリー・チャン、竹野内豊または金城武でリメイクする話も四年くらい前のニュースで出てきますね。どうなったんだか。
お話は古龍だから、それは死人とご都合主義とハードボイルドと悲恋が成分だと思ってください。映画ならではの要素といえば、豪華すぎる友情出演陣。狄龍、姜大衛、羅烈、岳華。谷峰と王龍威もいます。残念なのが殺陣、楚原古龍のタッグだとありがちなんだけど、やけにくるくるとんぼ返りしてばっかりでカメラは引き気味、あんまり格好良くはないなあ。劉家良監督作を見たあとだと余計になあ。爾冬陞は美形なんだけどメイクが濃すぎてちょっとへんかも。薄化粧の異母兄・姜大衛のほうがいいんでないかい。
あと突っ込みどころといえば、江湖からひっそり姿を隠しているわりにはあまりに特徴的な格好をした奴が多いところ。忍ぶということばは江湖にはたぶんないと。
あ、悪のヒロインはちゃんと脱ぎますよ。お約束。
● 姜大衛があまりに素晴らしい、「九陰真経」のせいで狂ってしまった達人を演じています。レクター博士の如く拘束されているけど、ラメだらけの衣装であるところには突っ込まない。出番が少ないのに他の出演者を食い過ぎです。
どう狂っているかというと、貴公子ルックスの岩本虎眼というか。正気でも曖昧でもなく敵であろうと味方であろうと間合いに入ったもの全てを斬る鬼神なんですよ。ね、おもしろいでしょ。いっそ彼が扮する慕容金龍が主役でもよかったかも。この役はリメイクするならニコツェー希望。]]>
古龍はいつ発売だ!
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2006-05-09T22:54:24+09:00
2006-05-09T22:54:25+09:00
2006-05-09T22:54:25+09:00
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個人的な好みの話ですが、鄭佩佩や惠英紅あたりは好きだし、林青霞は無論マギーもセシリアも好きなんだけど、なんでツィイーとか劉亦菲は好きになれないのか? 大陸出身の中国の女優さんてなんかこう、清楚すぎて壊れていないのがダメなのかな。香港は男女問わず誰でもスターは破壊されている気がするんで。あ、だから『少林サッカー』で破壊されたヴィッキー・チャオは好きなのかな。
● そんなことはさておき、古龍新刊はいつごろかな。予定だとそろそろなんだけど。
今ショウブラの古龍もの『三少爺的剣』を見ていますが、お約束の古龍節でいちいち笑えます。爾冬陞よりオッサン役の谷峰、友情出演の狄龍扮する傅紅雪、羅烈あたりに目がいきます。悲しいことに王龍威が即死していたりして(結構いつものことだけどさ)。
古龍の主人公は忍ばないですね。忍びたがっているのに忍べないんですよね。傅紅雪とかトレードマークバリバリの格好で出てくるし、コソコソしていたと思っていてもやたらと人は斬るし、挙げ句に名乗るし。古龍の江湖に自重という言葉はないとみた。だがそこがいい!
● 陳舜臣『中国詩人伝』読了。
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連休あけて……内職?
http://kizurizm.exblog.jp/3583648/
2006-05-08T22:26:00+09:00
2006-05-08T22:30:15+09:00
2006-05-08T22:26:40+09:00
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● 連休明けは何していたかが話題になります。腰を痛めましたと同僚に報告したら「若者らしさがないちゅうか……」と言われました。まあ、ありませんけどね~。とほほ。
今日は連休前にはやりたくないと延期していた作業でしたが、これが単純な手作業でとても内職っぽいという。
「一件10円てかんじですか」
「10円は高いやろ、3円やん」
「そうですかねえ。どのみち心が折れそうになる作業だなあ……」
「むっちゃいややな……」
みたいなやりとりをしつつ終えました。
● 古龍のお約束発見。
行商などの変装をした刺客がやってくると、主人公が三秒で見抜く。こんなにバレやすいなら刺客なんかいっそ放たないほうがいいじゃないかと余計な心配をしたくなります。
ちなみに。いきなり脱いで「私を抱きたくない?」と迫る古龍のお姉様と、やけにご都合主義的でギャルゲーのような金庸美少女ではどっちが男性のファンタジーにより即しているんでしょうか。古龍が青年誌なら金庸はアキバ系ってかんじで別物かも。
● 今週の『Y十M』は十兵衛先生がおもいっきりフンチラ(褌がチラ)を通り越してフンモロだと気付きましたよ。白くてよかった、赤じゃなくてほんとうによかった。まあ新婚なのに赤い褌ってないよね。何褌について語っているんだろう。先生は髪の毛をおろすとなんだかかわいいなあ。ギャグぽいやりとりが素敵~。
● デスノは連載が終わりそうですね。月むーざん、むーざん。
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ナチュラルボーン何人?
http://kizurizm.exblog.jp/3580116/
2006-05-08T01:03:51+09:00
2006-05-08T01:03:51+09:00
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ここで同時に感じたのが、生まれた地域と性格は必ずしも一致しないのだということ。
私は生まれも育ちも東北、両親も東北人ですが父はいかにも東北なのに対して母はむしろメンタリティは関西人に近いと思うワケなのです。
たとえば母は、服のことをさすときに「赤い服」、「花柄のシャツ」とは言わずに「あのこの間980円で買ったシャツ」、「シマムラで半額で買った上着」と価格から入ります。こういうのが所謂関西らしさだそうです。私もまあそういう性格です。
と同時に思ったことは、関西生まれだけど関西人らしからぬ性格の人は、東北生まれだけど東北人らしからぬ人間なんかよりもいろいろつらいかもしれないということですね。
ラブハラスメントを悩むある人のブログを読んで「ここまで極端か」と思ったけどその人が関西在住でなんとなく理解できたり。
人一倍シャイで藤沢周平の主人公みたいなタイプの人は、関西より東北向けだよなあ、人生は残酷だなあと思ったり。でもそういう関西人が絡んでくると容赦なく「まあ君が関西人のくせにノリが悪いことはわかったけどね」とか残虐な台詞を吐いてしまったりもするわけですが。
生まれてくる地域は選べないっと~。ま、みんな頑張って生きないとってことかな。]]>
『レディクンフー激闘拳』
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2006-05-07T22:44:00+09:00
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2006-05-07T22:44:14+09:00
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嵐を呼ぶ叔母さん役の惠英紅がカワイイ。これは香港人の心の恋人決定! なかわいらしさです。鄭佩佩よりきりっとしていなくて、普通の女の子ぽいようでそれでいて気が強いところがたまらない魅力ですね。しかも動く動く。セクシーチャイナドレスからおひめさまドレス、そして女侠装束まで着せ替えしまくりで楽しいことこのうえなし。ちょっと眉をしかめてキーッとなる顔が愛くるしいです。
劉家良は普通のオッサンぽくて、「功夫なんかできません」と無駄な謙遜をしたりします。オロオロしているところが下手すると惠英紅以上にカワイイかもしれないので要注意。『射雕英雄伝』あたりが好きなオッサンスキーはもう床に転げ回って悶絶したくなるんじゃないでしょうか。
馬鹿息子は小侯。変な英語と馬鹿ノリが最高! でもって彼のご学友が無駄だというほどに豪華。劉家輝がちょびひげでノリノリ、ギター弾き語りはするわ、仮装舞踏会で縦ロールヅラをかぶったり、おまけにレイピアを振り回したりしていて見ているこっちが悶絶しそうになります。モチロン怪しい英語つきで。香港の俳優ってこれだからなあ、シリアスに見慣れているとこういうことするわけですよ。ノリノリだったんですね彼もまた……。
● 全般的にゆる~いギャグ満載なのに、功夫シーンは国宝級という不思議な一本です。ダンスパーティのシーンなんか、香港風味の馬鹿ギャグ満載なのにすごい身体能力の連続なんだからもう。
これから見る方はある程度劉家班を見慣れてからのほうがたぶん笑えるはず。オッサンたちのトレーニングシーンは『少林サッカー』みたいで笑えます。
● なんといっても見所は最後の劉家良VS王龍威。他の人も頑張ってますが、さらにその数段上をゆく動きはまさに国宝級。私、こころひそかに香港一の武打星は劉家良だと思っております。しかも監督もできるなんて。あと彼のすごいところは、悪役だと極悪非道に見えるのに、いいひとの役だと好々爺にしか見えないところなんですよね。このオッサン対決は本当にすごい、お腹いっぱいになれます。今まで見たショウブラ映画で個人的にベストスリーに入るくらい好きな作品です。
● 筒井康隆『将軍が目覚めた時』、渋谷由里『馬賊から見た満州』読了。
● ホーロー鍋で筍と鶏肉の煮物を作りました。電磁調理器でもホーローだと熱伝導率がよくて便利便利。]]>
京都ひとりでぶらり旅
http://kizurizm.exblog.jp/3574754/
2006-05-06T23:10:00+09:00
2006-05-07T22:29:49+09:00
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その前に待望の整体に行ってきましたが、正味三十分のマッサージ価格は保険がきいて初診料コミ1000円……絶句。次からは500円とのこと。価格破壊を通り越して価格崩壊してませんか? 関西は物価が安いとは思っていたけど、この吉梨の目をもってしてもこれほどとは! このお値段なら、会社帰りにぶらっとなんていうのもいいですね。しかしどーなってんだよ!
東京の整体は4000円くらい取られたうえに、押しつけがましくて嫌だったんですけれどもここの病院はまったりしていていいかんじ。おっちゃんのたまり場ぽいくらいだし。ドケチな関西人なんて言うけれど、最近それホンマかなあ、というかむしろおおようで儲け抜きで生きているんじゃなかろうかと悩み始めています。いいとこですね、関西は。
● 京都は腰のこともあるので、駅前をぷらっとするだけにしておきました。遅めのお昼は、迷った末に鰻重に。関東と関西では鰻の焼き方が違うそうで、関東は背中開きで白むしにしてから焼き、関西は腹から開いてそのまま焼くとのこと。こってりしていてとろけるようです。コレを知ったら関東の鰻はもうだめかも……でもそれでもいい、だってウマイ……。鰻もいいけど、赤だし(赤だしみその味噌汁のことです)がうまい~。コレだけ食べて帰ってもいいかなと思いつついただきました。
それから東本願寺を目指したはずが反対方向へ向かってしまい、まあしょうがないから高瀬川と鴨川でも見るかとぷらぷら歩きました。
高瀬川は浅くて綺麗な川。ちんまりとしていて可愛らしいかんじ。
鴨川の川辺には、家族連れ、カップル、高校生の友達同士に、BBQをする刺青を入れたお兄さん軍団までいて市民の憩いの場というかんじ。浅くて緩やかで水鳥が飛ぶ癒し系の川ですね。
● それから本願寺を東西見てやろうと思いましたが、東のみでギブアップ。東本願寺は改修工事中ですが、中はそのまま入れます。
毛縄というのがあり、なんでも工事の際に強い縄が必要ということで女性の髪の毛を縄に埋め込んだとのことです。山風は、夜叉丸はじめ女の髪の毛をよりあわせた武器を使う美少年をよく出していましたが、これがヒントなのかなと思ったり。
やっぱり寺社仏閣は落ち着きます。中国人とおぼしき方々も結構いました。中国もGW同じ時期だもんね。鳩にまめやりが楽しかったな。
● それから京都タワーにも登りました。
東本願寺三枚目の写真はそこからの眺めです。東京タワーと違ってなんだか泥臭いのがたまりません。気味が悪い動く舞妓人形や違和感のある京都弁のアナウンスがなんだか変なんだよなあ。あと展望台に手相マシーンやらゲーム機があるのも変! 売店にはいやげもの、かわいいんだかそうでないんだか微妙な八つ橋ちゃん、新選組ピンズなどがあります。
あとびっくりなのが地下にお風呂屋さんがあるところ。入ろうかと思ったのですが、腰のため断念。でもいつか入りますよ! 地下だけにタワー独自の展望台と無関係なところがポイント。京都って思っていたよりディープだな!
● シメに駅ビルで京とうふジェラートを食べておみやげを物色しておしまい。とうふだけにびくびくしながら食べたわけですが、一口目は豆豆しさに閉口したものの二口目からは美味の一言! 短いながらも京都を楽しめました。でももっと探検するために、ガイドブック買ったさ~!
● 昔から思っていたことですが、新選組ほど死後幸せな人々も日本にはおりますまい。生前はともかく、国家建設により功績があったであろう維新志士よりもずっと若者に慕われ、愛され、香華がたえることないわけですからね。いわば一種、青春のシンボルだもんなあ。歴史のうえで果たした役割に対してここまで深く愛されるっていうのはなかなかないでしょう。ちなみに京都じゃ男のあぶらとり紙や地域限定キティになっています。当時は嫌われていただろうに。
京都のみならず、東京板橋、福島会津、北海道函館の観光資源にまでなってるもんなあ。]]>
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