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2006年 05月 13日
● 一番近くにある図書館は、結構充実していてしかも揃っている本がなかなかマニアックです。古龍の『聖白虎伝』があったり、なぜかコーエーの爆笑シリーズが充実していたり。
そこで借りたのがみうらじゅんの『とんまつりJAPAN』。日本の「見慣れた地元民は兵器な顔で見ているけど、冷静に考えるとどうかしている祭り」をレポした一冊です。 確かに私もそれは常々思っていたことです。褌一丁で寒中縄を上り下りするとか、そもそも祭りといえば褌一丁って卑猥じゃないかとか、原始的な奇妙さがつきまとうなあと。 この本で取り上げる祭りは以下の通りですが、軽く12禁くらいのものも多いような。 中でも際どいのはリンクはっておきますので、見てその凄さを味わってください。 笑い祭り おんだ祭り 姫の宮豊年祭り 田県祭り 子供強飯式 ヘトマト つぶろさし これ以外にも変な祭りばっかり。鍋冠祭りというのはそもそも交渉を持った男性の数だけ鍋をかぶったのがはじまりで、「オレの好きな氏子さん、あんなに鍋被っているのをさみしく見ているよ」みたいな和歌もあるとかなんとか。寂しいハートブレイクだけど何故鍋、そして何故被る……。そこのところは謎は謎のままだということで。 日本ておかしいなあ。愛国心を感じるのはむしろこういう祖国の変な部分を再確認するときだよねえ。愛国新教育のために"とんまつり"を教科書にのせるっていうのはどうでしょうか。保健体育だったら一石二鳥。「我が国では性交渉とは神聖なものとして祭りにもされてきた。そのような神聖な行為を軽々しく行わないような大人になろう!」とかキャプションつけてですよ。
by kizurizm
| 2006-05-13 22:46
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